民族衣装

2025年4月20日 (日)

落書資料メモ|チェコ・モラヴィア地方の民族衣装

ヨーロッパの民族衣装」という本に載っていた女性の衣装を、自分で描き起こしてみた資料メモです。

Czechmoraviadress

今回は、チェコモラヴィア地方(のハナ地方)の衣装です。
 
チェコは西のボヘミア・東のモラヴィア・北東のシレジアの3地方から成る中部ヨーロッパの国です。
 
そんなモラヴィアの中にあるハナ地方では、鏡の縫い込まれた冠が特徴的な華やかな民族衣装があります。
 
白いブラウスの上にはベストを着用し、長いリボンを巻いて垂らします。
 
白いスカートは、黄色い刺繍を施した白いエプロンで覆っています。

  


 

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2024年2月 4日 (日)

落書資料メモ|ノルウェーの民族衣装(子どもの模擬結婚式の花嫁衣装)

ヨーロッパの民族衣装」という本に載っていた女性の衣装を、自キャラに着せて描き起こしてみた資料メモです。

Norwaybridegirl

今回は、ノルウェーの少女の着る民族衣装です。
 
日照時間の短いノルウェーには「太陽信仰」があり、夏至の日には祝祭が行われます。
 
この日に行われる模擬結婚式では、女の子の中から「花嫁」役が選ばれ、「花婿」役の男の子と共に儀式を行ったり踊ったりします。
 
ノルウェーでは冠婚葬祭などの「ハレの日」に民族衣装を着る習慣があり、その衣装は「ブーナッド」と呼ばれています。
 
花嫁役の少女のかぶっている「冠」は地域によっても形が違い、細かな刺繍やビーズ、金銀宝石などで飾られています。
 
胸元やベルトも宝飾で飾られ、胸当てはビーズで作られています。
 
ちなみに今回の「中の人」は、アルファポリスさんに掲載している異世界転生ファンタジー小説「囚われの姫は嫌なので、ちょっと暴走させてもらいます!~自作RPG転生~」の主人公アリーシャ・シェリーローズです。

 

 

2024年1月23日 (火)

落書資料メモ|17世紀ドイツ風女性衣装(ローテンブルク・マイスタートゥルンク)

ヨーロッパの民族衣装」という本に載っていた女性の衣装を、自キャラに着せて描き起こしてみた資料メモです。

17cgermancloth

今回は、17世紀ドイツ風の女性衣装です。
 
日本でも過去の時代の衣装をまとう「時代祭」や「時代行列」があるように、ヨーロッパでも「過去の時代の衣装」を現代に再現して纏うイベントがあるのですが…
 
これはドイツ・ローテンブルクで行われるマイスタートゥルンクの歴史祭りで少女が纏っていた衣装です。
 
ローテンブルクは「ロマンチック街道」にある城壁に囲まれた町で、毎年初夏の聖霊降誕祭を中心とした3日間、「マイスタートゥルンク」の故事に由来した祭りが行われます。

(三十年戦争で敵対するカトリック軍に町を包囲された際、3リットル以上のワインを一気に飲み干せる者がいたら死刑囚(捕えられた市議会議員たち)を特赦すると言う将軍の申し出に対し、元市長が見事それを成し遂げ、町を救ったそうです。)

この衣装は首元の「ひだ襟」が特徴的です。
 
ひだ襟と袖口のレースだけは白く、それ以外は落ち着いた色合いの無地の布地が使われていました。
 
(髪型は三つ編みのお下げでした。)
 
あくまで当時の「再現」ですので、衣装に使われる素材など、細部には「当時には無かった現代の製品」が使われているかも知れません。
 
ちなみに今回の「中の人」は、アルファポリスさんに掲載している異世界転生ファンタジー小説「囚われの姫は嫌なので、ちょっと暴走させてもらいます!~自作RPG転生~」の主人公アリーシャ・シェリーローズです。

 


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2023年10月18日 (水)

落書資料メモ|17世紀フランス宮廷風ドレス(チューリッヒ・セクセロイテンの子ども用ドレス)

ヨーロッパの民族衣装」という本に載っていた女性の衣装を、自分で描き起こしてみた資料メモです。
 
今回は、17世紀フランス宮廷風ドレスです。

17cfrancestyledress

日本でも過去の時代の衣装をまとう「時代祭」や「時代行列」があるように、ヨーロッパでも「過去の時代の衣装」を現代に再現して纏うお祭りがあるのですが…
 
これはスイスチューリッヒで春に行われる祭り「セクセロイテン」で少女が纏っていたドレスです。
 
中世の衣装民族衣装を纏った子どもたちがパレードし、持っていた花束を人々に手渡していくそうです。
 
上のラクガキは、本に載っていた幾つかのドレスのデザインを組み合わせ、さらに自キャラ(中の人)に合わせてアレンジしています。
 
(アレンジの具体的箇所は髪型&髪飾り首元のファー&アクセ。セクセロイテンでは、髪型も「かつら」を被って当時を再現しています。)
 
ちなみに今回の「中の人」は、SSブログに連載している恋愛ファンタジー小説「双子の聖女は運命を入れ替える」に登場するソフィーローズ・トリリトン王女です。

 


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2023年7月30日 (日)

落書資料メモ|ギリシャの男性民族衣装(伝統衣装:アテネのエブゾン)

軍服関係の資料に載っていたヨーロッパ男性の衣装を、自分で描き起こしてみた資料メモです。

Greekmanfasshion

今回は、ギリシャアテネで無名戦死者の墓を守る「エブゾン」の衣装です。
 

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